2019年7月30日火曜日

米沢市「新高湯温泉 吾妻屋旅館」1(露天風呂)

2003年9月,宿泊。お勧めです。

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米沢天元台から,さらに車で1kmほど登ったところにある宿 吾妻屋旅館。今の時期なら四駆じゃなくても登れるとはいえ,結構な急斜面。アスファルト舗装も8割くらいされているとはいえ,1台分の舗装なので,すれ違うときはヒヤヒヤです。

でも,やがて見える露天風呂,そして宿の建物。宿泊者は宿に近いところに停められるのはありがたいです。

建物に入ると,すぐに宿の人が対応してくれます。そして入り口のフロアーには薪がくべられていて,ほのかに暖かいです。今日のように,ちょっと寒い日には助かります。

部屋は奥へ奥へと進み,3階の部屋。最近,建替えたばかりなので,真新しいです。部屋には,小さなテレビとガス・ヒーターがあるだけのシンプルな造りですが十分。トイレも共同ですが,新しいくてウォシュレット。また,お風呂にはカランが無いので,髪を洗えるようにシャワー付きの洗面所もあります。


天気は良くないものの,日中のうちに,まずは露天風呂へ。混浴露天風呂・女性用露天風呂のどちらにしても,宿の建物を一度出るようになります。宿の下駄とカサを借りてお風呂まで。ただ,階段を下りていかなければならないので,雨の日は辛いです。

混浴露天風呂からチャレンジ。大きな湯船の真ん中に,大きな石がどすんと構えています。雨が降っていたせいか,お湯は少し温め。硫黄泉ながら,無色透明で,硫黄の匂いもそんなに強くはありません。薄い茶色の湯の花が舞っています。

お風呂からの眺めは,電線が目に入るし,ガスっていて遠くは見えないし,(あまり人は通りませんが)道路からも見えるような感じなんですが,それでも開放感はバッチリです。もっと天気が良ければなぁ。

真ん中の大きな石は,ゆったりと寄りかかるにはピッタリの形状です。これに寄りかかっての景色は最高なことでしょう。


ふと,根っこ風呂を覗いてみると誰もいません。よし,とばかり入浴。縦に置いてくり抜いているタイプと,横に置いてくり抜いているタイプの2つがあります。しばらく先客はいなかったようで,どちらの湯船にもお湯はたっぷたっぷです。

縦置きの方に入ると,お湯はざぶざぶざぶぅーっと,外に溢れ出します。湯船は小さく,足を抱えて入るようになりますが,その小ささが幸いしてか,お湯は新鮮,かつこの日の天気でも良い感じの温度になっています。こちらは屋根が無いので,降り注ぐ雨が頭にあたりますが,それはそれ。タオルを頭にまいちゃえ。

横置きの方は,縦置きよりはゆったりと体を横にすることができますが,その分,お湯の溢れ出しかたはおとなしめ。個人的には縦置きの方が好きでした。

再び,縦置きの方にお湯が貯まるのをまっていましたが,誰かがくる気配があったので,断念して途中でもう一度入って,ざぶざぶぅ。


(天元台スキー場へのロープウェイを過ぎ,
 この鳥居の後,約1kmの山道)


(宿の外見。改装され,真新しいです)


(入り口すぐのところにある,薪で焚くストーブ)


(屋根付き露天風呂。奥に見えるのが女性専用露天風呂)


(この大きな岩に背を持たれて,ゆったりと入っているのが気持ち良いです)


(屋根つき露天風呂の外見です)


(木の根っこ露天風呂(丸型)です。
 入るとザバザバお湯が溢れます。幸せ(笑))


(この日は,ガスっていたので,せっかくの眺望が,,,(涙))


(木の根っこ露天風呂(横型)。こちらも一人専用です)



【宿の情報】
新高湯温泉 吾妻屋旅館 
山形県米沢市大字関湯の入沢

屋根付き大露天風呂,木の根っこ露天風呂(丸型,横型),天然大岩露天風呂(女性専用),男女総ヒバ内湯
含石膏硫化水素泉

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