2019年8月21日水曜日

二本松市「岳温泉 櫟平ホテル」2(’15宿泊/風呂)

2015年12月,宿泊利用。

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岳温泉といえば,バイキングの充実具合やプール・卓球などのアミューズメント・夜の餅振る舞いなどがある,あづま館が定宿ですが,年末に宿泊するにあたり,今回は,ここ櫟平ホテルを選びました。

一度,日帰りで入浴した際に,高級感漂う宿だった記憶がったからです。年末ということで通常よりは高いものの,低層階の部屋指定無しということで,比較的お得な値段。

フロントは記憶どおり豪華な雰囲気を漂わせ,部屋までも普通に案内係の人が荷物を持っていってくれました。

実際には,1階がロビーや食事処,2階がシングルルーム多めという中での3階の部屋でしたが十分。踏込みに8畳,そこに窓際の変形広縁。この広縁が普通の部屋のように窓際に2畳程度あるのではなく,左側が突き出て,湖を見ながら座れるスペースがあるゆったりとしたもの。空の冷蔵庫に,冷水も準備しています。お風呂に行く時の籠が一人ひとり用意されていました。


さて,お風呂は男女別の露天風呂付大浴場。1階奥の奥にあり,多少歩きます。貸切風呂も新しく出来たようですが,今回はパス。 比較的大きい規模の宿にしては,大浴場は凄く大きくはないかも。女性用のお風呂の脱衣所は,だいぶ混雑していたようです。

浴室に入ると右側にカランが向かい合っており,左側には湯船。カランでシャワーを使っても,湯船の方まで届きにくくなっているのは良いですね。

内湯は多少熱め。無色透明で,底の方に若干,湯の花が積もっているくらい。 引き湯ということで,基本,岳温泉は共通の泉質 酸性泉。

露天風呂は岩組みが工夫されていて,広いのに他の人が入っているのが気にならないようになっています。外気に触れている分,内湯よりは少しぬるめで,適温。

内湯・露天共に湯船の大きさに比べて,源泉の投入量はもうちょっと欲しいような気はしますが,特にお湯が劣化しているなどということはありませんでした。

さらに,外には薬草風呂というものが準備されています。最初は暗くなってからの入浴だったので,ただただ黒いお湯に見えましたが,何より匂いが凄い。いろいろな漢方成分などが入っているせいか,何だか微妙な匂い(笑)。

源泉の投入量はあきらかに絞っているようですが,その下に袋に薬草を入れて,ティーバックのような状態。肌はツルツルになると書いてありましたが,やたら濃そうでした。

脱衣所には冷水も準備しているのは嬉しい。水分補給をして部屋へ戻ります。

何だか体が重いんです。これまで,あづま館で何回も入っている岳温泉ですが,部屋でゆったりしていると,グッタリ感が。もちろん温泉のパワーが効いているのは判りますが,とても体が重いんです。

この時は薬湯のせいかなとも思ったのですが,個人的な見解としては,下の方に位置するくぬぎ平ホテルで使用している温泉は,途中で抜かれきれない下の方の濃い源泉が使われているんじゃないかというものです。見た目は普通なのに,とても強力でした。


(部屋から,鏡ヶ池公園を望んで)


(大きな石を配置した露天風呂。先に見えるのが薬草風呂)


(樋から源泉が注がれています)


(これが薬草風呂
 ちんぴ,かっこん,そよう,はっか など 十種類の薬草が入っています)


(肌がすべすべして,新陳代謝も良くなるとのこと)


(この袋の中に薬草が入っているようです
 お湯は透明度の低い黒さ)


(大浴場)


(今,冷静に見直してみると,お湯が濃く見えます)


(夜の大浴場)


(天井も雰囲気があり,内湯も悪くありません)


(夜の露天風呂)


(岩の良い感じの配置が判るでしょうか)



【宿の情報】
岳温泉 櫟平ホテル
福島県二本松市岳温泉2−8

内湯,露天風呂
単純酸性温泉(58.3度)

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