2019年8月24日土曜日

福島市「高湯温泉 安達屋旅館」

1999年12月・2001年12月,日帰り入浴。お勧めです。

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創業1607年(慶長12年)とこの地の元湯にあたる老舗旅館。開湯400年の霊泉「薬師の湯」がある宿です。そしてここは,私のお気に入りの温泉の一つ。

何回か入りにいっているんだけれど,いつも露天風呂のみ。 露天風呂は建物からちょっとだけ離れているところにあり,けっして大きなユブネでもないんだけれども,熱すぎず,そして硫黄泉のわりには,そんなに匂いもきつくはない。その雰囲気が実にOKな温泉です。

露天に行く途中の通路にも,御香が焚かれているのか,ほのかに良い香りがします。 食事も囲炉裏端で食べることができ,実に風情が感じられる。

さらに,この宿に惹かれるのは,露天風呂で日本酒が飲めるように,きちんとセットがあること。 個人的には,あまり日本酒は好きなわけではないんですけど,それでもこういうのって惹かれますね。

ちなみにここは,男女別大浴場と露天風呂がそれぞれ1つづつと,家族風呂が1つの計5つ。とくに男女別露天風呂「薬師の湯」は野趣溢れる,私の好きなお風呂です。大きな石造りの湯船には,湯口からとうとうと注がれる白濁の湯が。

また,お勧めはフロント脇で飲ませてもらえるコーヒー。宿の敷地に沸く天然水を使って入れてくれるので,なんとも美味です。 試したことはありませんが,ちらりと見る食事処「囲炉裏の間」も良さそうです。宿泊客ごとに個室が用意されていて,ゆったりと食事をとることができるみたいです。岩魚や椎茸,五平餅なんかを自分で焼いて食べれるなんて,良いですね。

(追加) 久しぶりに安達屋に来てみましたが,やはりその魅力を再認識しました。 思ってたよりは湯船は大きかったし,天気が良かったせいもあるんだろうけど,上半身をお湯から出していても風が心地よくて,全然寒くありませんでした。

宿の雰囲気も相変わらず細かい部分まで気を使っていて,実に気持ち良さげな宿ですね。 ぜひ,泊りで来てみたいものです。


(露天風呂に向かう通路です)


(お湯の加減としては絶妙な感じ。良いです)


(天気も良く,露天風呂日和)


(露天風呂から宿の方を眺めての景色
 逆方向は道路を挟んで福島市内になります)


(通路なんかは,こんな感じに気を配っていて心地良さそう)



【宿の情報】
高湯温泉 安達屋旅館 
福島県福島市町庭坂高湯21

内湯(男内風呂「不動の湯」,女内風呂「姫の湯」),貸切内湯「ひめさ湯り」,男女別露天風呂「薬師の湯」,女専用露天風呂,大露天風呂「大気の湯」


①ナトリウム・カルシウム硫酸塩・塩化物泉,②単純温泉,③単純温泉 
 [源泉名 ①延寿,②花月,③坐忘]

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