2019年8月10日土曜日

福島市「飯坂温泉 なかむらや旅館」2(05年施設)

2005年5月,宿泊利用。凄く良かったです。

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飯坂温泉で行っている「飯坂へGO! 2005」というキャンペーンで泊まりました。このキャンペーンは,5月9日から6月9日の間の平日に限定されますが,一人は2005円,もう一人以降はそれぞれの宿で設定されている料金を支払うというものになっています。

以前,日帰りで「なかむらや旅館」を訪れた時に良い印象だったので,ぜひ一度泊まってみたいと思い,キャンペーンに応募していました。

「なかむらや旅館」はさばこ湯の斜め向かいにある宿です。歴史のある土蔵造りの建物で,外見からして雰囲気があります。江戸末期に造られた白壁土蔵造りの「江戸館」と明治23年築で総檜造りの「明治館」の2棟からなっています。それぞれが平成10年に国の登録有形文化財に指定されているというものです。

入り口をくぐると昔ながらの帳場があります。今回泊まらせてもらう部屋は奥の方にある明治館のものでした。

2階の部屋には2部屋準備されており,うち1部屋には布団が敷かれています。すぐにでもゴロリとできる,ありがたい状態になっています。

説明をしていただく時にお茶を出していただいたのですが,このお茶が美味しい。部屋で飲むお茶の茶葉が上等なのは嬉しいです。

2部屋もある部屋に泊まったなんて最近は無いなぁと感動していると,女将が布団が敷かれている部屋の置くの襖を開けてくれました。すると,そこにはもう1部屋。そこには屏風が飾られていました。

この宿は1フロア1組の客とのこと。なるほど,それで1日4組限定なんですね。それにしても10畳+10畳+8畳程度の続き部屋が使えるなんて,とても贅沢な気分でした。

トイレは,1階から2階に上がってくる中2階のスペースに「かおあらい処」と共ににあります。ここのトイレは天井を見上げると,絵ガラスが埋め込まれており,当時においてもだいぶお洒落なつくりだったことが想像されます。

その他にも,部屋の脇に自分たちの部屋専用のトイレがあるので,他のお客さんを気にする必要はありません。


(なかむらや旅館の外観(入り口側の江戸館))


(入り口脇)


(なかむらや旅館の別アングル (明治館の建物です))


(角の塀には「なかむらや」,と)


(帳場と奥の「大福帳」)


(建物の奥にある階段)


(共同のトイレの上にも技が,,,)


(お休み処。美味しい水が飲めます)


(登録有形文化財の印)


(建物の中にある蔵の入り口)


(「かおあらい処」)


(洗面所もちょっと大正ちっく(?))


(階段の下にも小物)



【宿の情報】
飯坂温泉 なかむらや旅館 
福島県福島市飯坂町字湯沢18

貸切内風呂「寛ぎの湯」「興右衛門の湯」
アルカリ性単純温泉(52.8度) [源泉名 湯沢源泉]

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