2019年8月11日日曜日

福島市「飯坂温泉 なかむらや旅館」3(05年風呂)


お風呂は以前訪れた時と変わりなく,2つの内湯を貸切で使うようになります。

1つは鯖湖湯で使っていた御影石を使った「興右衛門の湯」,もう1つは湯船の枠が木でできている「寛ぎの湯」。どちらも鯖湖湯と同じ「飯坂温泉 湯沢分湯槽」のお湯を使っています。

湯船には熱いお湯がなみなみと注がれているのですが,そこは貸切風呂なので(次の人の迷惑にならない程度に)水で薄めて入ることができます。雑誌に「寛ぎの湯」の湯の方がぬるめに設定されているという記載もあったのですが,どちらも同じように感じました。

「寛ぎの湯」は,溢れたお湯の排水溝がカランの付いている壁と床の隙間にあり,外からは見えないようになっていました。あまりないタイプの排水溝で,ちょっとビックリしました。また,湯船から溢れたお湯の流れ方が絶妙で,浴室の床全体がぽかぽかと暖かいので,いわゆるトドにも最適。

一方の「興右衛門の湯」の湯は,お湯を冷ましてから湯船に注ぐように設定されていました。こちらにはカランは付いていなかったので,髪などを洗いたい場合は「寛ぎの湯」を使うようになります。

それにしても,熱くてキリッとするものの,肌さわりがスベスベするお湯は確かにアルカリ性のお湯です。お湯は柔らかく,口に含んでもやはり美味しいです。記憶どおりの良いお湯でした。

「湯上り処」は4人ぐらいが座れる小さなスペースですが,ゆったりできます。ここには冷たい水が準備されており,この水がまた美味しいです。どこかの湧き水なのかと思いましたが,普通の水道水とのこと。

飯坂周辺は,きれいな摺上川から採水するので,美味しいのでしょう。翌朝,準備されていた珈琲も美味しかったです。


(なかむらや旅館の外観。青い空がキレイです)


(「興右衛門の湯」 貸切で入ることができます)


(湯船からは注がれている分,しっかり掛け流されています)


(カランの間の壁に,お湯が吸い込まれていきます)


(夜の「寛ぎの湯」 少し暗めの浴室内は落ち着きます)


(お湯の注ぎ口です)


(なかむらや旅館の帳場。とても雰囲気があります)


(なかむらや旅館の向かいにある足湯)


(湯沢分湯槽の扉この中に,なかむらや旅館の源泉が,,,)


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