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つい先日,米沢エリアを訪問したばかりなのに再びやってきました。ここ大平温泉は,他の温泉地からも離れています。さつき食堂で「ねぎラーメン」を食べた後,いざチャレンジ。
大平温泉までの道の大変さは,いろいろなHPやTVなどで聞いてきました。今日は天気も良いので,がんばれるだろうと思って。とはいうものの,なんといっても大平温泉まで何キロ,という表示が出てからの3キロ前後が大変でした。
くねくねと細い道が続き,一回では回りきれないカーブも2,3箇所。対向車があろうものなら,肩に力が入ります。ふと,ガードレールもない谷側に目をやると,ずっと下のほうまで視界が届きそうです。ただ,クネクネ道を登り終わると,後は山を進む道になるので,一安心です。
でも,実は駐車場に停めてからが大変でした。宿はすり鉢状になっている底のところにあります。20分くらい歩くのは,どうってことないのですが,傾斜がキツイので,だんだん膝に効いてきます。しかも,宿の一歩手前には,5人以上乗ってはいけないというつり橋が。高いところが苦手なのに。
お風呂は露天風呂だけでした。内湯の方は,と聞いてみたら,「今の時間だとぉ」という断り方。もう宿泊客用になっていたのでしょうかね。
露天風呂は,宿の入り口手前から左に下りていき,川の脇にあります。混浴と女性専用の露天風呂があり,女性は混浴の脇を通っていく必要があります。また,女性用の方は囲いがしてありますが,混浴の方は,宿からすっかり見えてしまう感じです。
脱衣所で服を脱いでチャプン。この日のお湯の温度は適温。ほんの少し,硫黄の香りがしますが,そんな強いものではありません。透明なお湯には白い湯の花が舞っています。真ん中の岩からお湯が湧き出しているのを見ながら入るのは,また格別なものです。
お湯は少しぬるっとする感じがします。歩いてきた疲れのせいなのか,何か温泉が体に効くような気がします。そんなに長い間,入っていたつもりはないのですが,結構温まりました。
真ん中の岩から以外にも,お湯が注がれているところもあり,お湯の量はバッチリ。溢れたお湯は川へと流れていきます。
この温泉,日帰りでは辛いと思ったのは,この後,駐車場まで歩いていかなければならないから。きつい傾斜を登っていくことになります。空気も凛として,すっかり顔は冷たくなっていました。
さらに帰りのクネクネ道は下りとなるので,来たとき以上に気を使います。でも,なんか不思議な充実感を覚えた,この日の入浴でした。
(宿手前のつり橋です。
「一度に5人以上,渡らないでください」って結構怖いですねぇ)
(滝見屋の外観です。宿を出て,川側に露天風呂があります)
(混浴の露天風呂です。すぐ脇を川が流れています)
(混浴露天風呂の別アングルです)
(湯船の真ん中に背の高い石があります。
その脇からお湯が溢れ出しています)
(女性専用の露天風呂です)
(女性露天風呂のお湯の注ぎ口。結構な勢いで注がれています)
(駐車場に帰る途中,振り返って。宿の屋根が見えます。
ここからもっと登っていきました)
【宿の情報】
大平温泉 滝見屋
山形県米沢市大字李山1801
露天風呂,内風呂
含石膏,芒硝硫化水素泉(63度)
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