2019年2月14日木曜日

雫石町「玄武温泉 旧 ホテルアートヒルズ」

2001年,日帰り訪問。これもだいぶ前の入浴。
現在は,「玄武風柳亭」として営業しているようです。

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盛岡市内からは車で20分程度にも関わらず随分落ちついた雰囲気を漂わせている温泉であり,道路沿いに数軒の宿が立ち並ぶだけ。ここアートヒルズもそういった宿の中の1軒です。

すぐ近くに雫石スキー状があるだけあって,雪深いところではあるものの,山道を走るわけでもなく,国道から逸れて10分程度平らな道を行くだけなので便的には悪くないと思います。

私が訪れた時は雪は積もってなく楽に温泉まで行くことが出来ました。 お風呂は洋館の内湯・露天,旅館の内湯・露天の合計4種類,楽しめる仔とになっています。

2時過ぎに行ったところ,「上のほう(洋館)の方は今,一杯ですよ」とのことだったので,とりあえず洋館の方に行くことに。

湯船は円を1/4切りのような(扇状の)形をしていて,2~3人が入れる程度。 残念ながら露天風呂にはお湯は張っていなかったので入れるのは内湯のみ。 ということで内湯に入ろうとしましたが,とても熱く,少し浸かった後は縁に腰掛けていました。

これはダメだということで,旅館の方へ。 洋館の2Fから渡り廊下を通って行くようになります。 洋館はホテル風の造りなのに対し,旅館の方はきちんとした純和風の造り。 結構,良い感じです。

洋館の内風呂は長方形で本館の倍くらいの大きさはあります。そしてお湯の感じも適度。

洋館の方ではお湯が熱く,あまりお湯の感じがどんな感じだったかは分からなかったのですが,透明なお湯の割には中味(?)が濃い感じがしました。 湯ノ花も漂ってました。

お湯も優しかったような感じがしました。露天風呂も,もう最高。景色良し,お湯も良しという素晴らしい露天風呂でした。風も心地よかったです。

ちなみに男湯と女湯は板で区切られていますが,ちょっと身を乗り出すと相手側が見えてしまいます。ムムッ。

ちなみに,ホテルの別館にあたる玄武庵のほうですが,部屋ごとに個室で懐石料理を食べることができます。だいたい10品くらいで,素材も地元産のもの。

このあたりで評判のウコッケイとシャモを掛け合わせた雫石特産の「よしゃれ鶏」も出ます。独特の味と歯ごたえを楽しめるようです。他にはイヤナやヤマメの焼き物や山菜などいろいろ楽しめます。

もちろん,別館の方は客室がすべて和室。宿の人はほとんど入って来ないようで,朝食後も布団を上げにきませんし,付かず離れ図の細やかな心遣いが心地良いでしょうね。

(洋館の方の内風呂。女湯のほうは貸し切りでした)


(旅館の方の内風呂。
 男風呂の方には女の河童が写真のようにいるんです)


(露天風呂からは,こんな素晴らしい景色が見えます)


(洋館の露天風呂。とっても気持ちが良かったです)



【宿の情報】
玄武温泉 旧 ホテルアートヒルズ(現在は,玄武風柳亭)
岩手県岩手郡雫石町大字長山字網張1-11

ホテル側 男女大衆浴場・露天風呂,旅館側 男女大浴場「子宝の湯」・露天風呂
ナトリウム炭酸水素塩 含食塩化物温泉(43度)

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