2019年2月20日水曜日

雫石町「鶯宿温泉 ホテル鶯」

2001年9月の日帰り入浴です。

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鶯宿温泉というと「けんじワールド」が頭に浮び,市街地から少し離れたところにある温泉地という印象がありました。以前,「森の宿」に行った時も,その印象を確認していました。

でも,今回,「ホテル鶯」に行くに際し,「けんじワールド」を越えたところに“鶯宿温泉へようこそ”の看板。あれっ,本当はここから先が鶯宿温泉だったんだ,っていう驚き。手前の温泉宿は最近できたんですね。

「ホテル鶯」は鶯宿温泉の中でも特に奥の方に位置しています。昔ながらの少し細い道を入っていきます。10数部屋のみというこじんまりとした宿ですが,まだ新しい感じが残る建物の雰囲気です。

お風呂は大浴場とそこから出たところにある庭園露天風呂。露天風呂に出る時は,一度大浴場の湯船に足を浸けて出ていかなければならりません。結構,こういった形って変わってますね。

さて,内風呂はちょっと熱めのお湯でしたが,今回の目的は露天風呂なので,目もくれずに外へ。露天風呂は4~5人くらいがゆったり入れそうな湯船。少し高いところから流れてくるお湯がたてる音が実に心地よいです。

お湯はアルカリ性の無色透明な柔らかい感じのするもの。ちょっと温いくらいでしたが,長く入っているには丁度良いくらい。とても優しげな感じの湯質も良かったです。

景色は塀があって,その上に山の木々が見えるのみといった感じでしたが,まぁ,塀の先が駐車場であることを考えるとしょうがないでしょう。

ちなみに,湯船は時間帯によって,男湯と女湯が変わるようですが,私が入ったのとは別の方の露天風呂は,湯船は2人くらいが入る程度の小さいもので底も浅いため,ちょっとお湯がぬるめすぎたようです。

また,宿の脇を走る道路からも見えてしまう位置というのが難点です。 とはいえ,今風の近代的すぎる温泉なんかより,個人的にはこういった温泉の方が好きですね。

(大浴場です。奥に露天風呂があります)


(庭園露天風呂です。 こちら側は結構広め)


(屋根があるので,雨が降っても安心です)


(露天風呂からの景色です。
 手前が少し暗く写ってしまいました)


(石の間からお湯が流れて湯船に注いでいます)



【宿の情報】
鶯宿温泉 ホテル鶯
岩手県岩手郡雫石町鶯宿7-28

大浴場・庭園露天風呂
単純硫化水素泉(62度)

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