2019年2月4日月曜日

八幡平市「松川温泉 松楓荘」

2004年の日帰り訪問です。

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松川温泉の3件の宿うち,一番手前に位置する松楓荘。ここは雑誌「自遊人」の特集や「北東北日帰り温泉」といった温泉雑誌のクーポンで入ることができるので,立ち寄ってみました。

玄関付近は改装して新しくなったようですが,奥に進んでいくと湯治場のような懐かしい部屋が続きます。

建物の奥に男女内湯や混浴露天風呂はあるのですが,有名な岩風呂は廊下の途中あたりで建物を出ます。川の向こうに岩風呂はあるのですが,川を渡る橋は,ちょっと勇気を出しながら渡る必要が(私には)ありました。

岩風呂は思っていたほど大きくはなく,4~5人くらいで入る大きさ。湯船の脇に脱衣スペースはあります。

混浴なのですが,女性専用の時間帯が10時~12時,17時~19時にありますので,その時間を狙うのが良いでしょう。日帰りの時間帯にも女性専用の時間が設定されているのは珍しいですね。

源泉は熱いのですが,湯船のお湯はぬるめでした。硫黄泉という割には,硫黄の香りはあまりしません。白い湯の華が舞っているのは気持ちが良いです。湯船の奥のほうから入り口の空いている方を見ながら入るのも雰囲気がありますね。

(建物から,この橋を渡って 「岩風呂」に向かいます
 建物の先に内湯などがあります)


(混浴の「岩風呂」
 脱衣スペースは湯船の脇)


(内湯よりも少し薄めの色です)


男女の内湯も雰囲気が良いです。湯船には,とても大きな岩がドシンと構えているのです。個人的には岩風呂よりも好きな感じかも。

こちらはお湯の投入口と水の投入口が別々になっているのですが,その時の調整具合で熱かったり,ぬるかったりはするようです。一応,宿の人が温度計を手に,確認してまわってました。

女性用には,サウナと露天風呂がついています。サウナといっても,西洋サウナ的なものではなく,箱蒸しするタイプだったりします。また,くの字状の湯船の露天風呂は,内湯よりも比較的湯船が舞っているようでした。

その他,内湯の手前に岩風呂とは別の混浴露天風呂がありました。こちらは脱衣所は別々になっていて,湯船で一緒になるタイプです。川を望みながら入ることができるようでしたが,今回の訪問では入浴はパスしました。

岩風呂は,恐らくいつも以上にお湯が薄められている状態だったせいか,あまりパンチのあるお湯には感じられませんでした。とはいえ,若干青白く濁る硫黄泉というのは風情があります。

雪が降る時期に,ちょっと熱めなお湯にでも浸かってみたいものです。日によって乳白色や透明,緑がかった白い色など,お湯の色も変わるそうで,訪れた時のお湯の色を見る楽しみもありますね。

後で知ったのですが,ここは4本の源泉を持っていて,岩風呂と内湯などの源泉は別みたいです。注意して2つのお風呂に入って,お湯の違いを味わってみるのも悪くないですね。

(男性用の内湯。浴室に大きな岩があります)


(女性用の内湯についている露天風呂)


(女性用の内湯
 岩風呂よりも色が濃いような,,,)


(これも女性用にだけついている箱風呂
 この部屋自体がサウナ状態でした)


(内湯の近くにある混浴露天風呂
 ここからは川の流れを見れます)


(混浴の露天風呂ですが,脱衣所・入り口は別々です
 これは女性側からの視線)



【宿の情報】
松川温泉 松楓荘
岩手県八幡平市松尾寄木松川温泉

岩風呂,混浴露天風呂,男女別内風呂(女性側にだけ露天風呂・サウナあり)
酸性単純硫黄泉(硫化水素型)63.5度 [源泉名/松川温泉(松楓荘)]

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