2019年1月27日日曜日

三戸町「福田温泉 癒楽家福泉」

2012年の冬,日帰り訪問です。

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南部町のバーデパークに行こうと思っていたのですが,運悪く月1回の休館日。慌てて近場の温泉を検討して,福田温泉に行くことにしました。

2011年のデーリー東北の記事によると

「明治初期,現在の場所で炭焼き小屋を営んでいた夏坂大二郎が,脇にあった池の水を引き,沸かし風呂として入浴したのが始まりといわれる。その子孫が1954年に創業し,営業を開始。2004年に法人化した際に,建物を改築し新たなスタートを切った。現在は,夏坂家の5人きょうだいが協力し合い経営している。」 ということ。

あまり予備知識無く行ったのですが,国道からちょっと入っただけなのに,携帯の電波も入らない一軒屋。でも,お客さんは結構来ていました。

浴室に入ると,天井が高くないせいか,冬の時期はすっかり湯気で曇っており,奥まで見渡すことができません。

浴室手前から奥に向かって,3列の洗い場が並んでおり,一番奥に湯船があります。3分の2くらいのところで湯舟が区切られており,小さい方だと2人くらいの大きさでしょうか。

鉱泉を沸かして利用しているとのことですが,掛け流しのように感じました(表示では循環ろ過,となっていましたが)。

無色透明で若干つるつるするお湯だなぁと思っていると,意外や意外,肌に泡付があります。お湯の投入が湯舟の中に直接なので鮮度が保たれているのでしょうか。

しっかりと体も温まり,人気があるのが判りました。消毒臭がしなかったのは,消毒の方法が紫外線殺菌+次亜塩酸ナトリウムによるものだったためかも。しっかりと温泉らしさが残っているお湯に満足感がありました。

旅館とはいえ,お風呂セット持参が必要でした。日帰り時間だったせいかもしれませんが。

(まだまだ新しい建物の外観)


(湯船は大きい湯船と小さい湯船に分かれています
 窓は若干小さめ)


(手すりもあって,入浴時も安心)


(無色透明なお湯
 鉱泉ですが,予想以上に良いお湯でした)


(温度は43.4度でした)



【宿の情報】
福田温泉 癒楽家福泉(ゆらくやふくせん)
青森県三戸郡南部町福田赤坂脇10の72
 
男女別内湯
単純温泉 (17.8度) [源泉名/福田温泉]

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