2019年1月1日火曜日

青森市「八甲田温泉 (旧:遊仙)」1(らむね風呂編)

2012年,らむね風呂で有名な八甲田温泉 (旧:遊仙)に日帰り訪問。お勧めです。

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去年(平成23年)の秋,八甲田ホテルの帰りに寄ったときには,震災のためにお湯の温度が上がらないということで立ち寄り不可。ずっと気にはなっていたのですが,今回,頑張って訪問することにしました。

若干のリニューアルをしたようで,「八甲田温泉 遊仙」から「ぬくだまりの里 八甲田温泉」と名前も変え,名物の「らむね風呂」にも追加料金さえ払えば普通に入れるようになりました。

事前に調べていた内容としては,通常の大浴場が700円でらむね風呂にも入るときには1000円とのこと。らむね風呂に入りに行ったので,千円札を握り締めてフロントへ。

フロント脇に入浴券などの自動販売機はあるのですが,該当するらむね風呂付の1000円の券が見当たらない。それに大浴場も500円(?)。戸惑っていると,平日なのでらむね風呂込みでも700円で大丈夫とのことで,現金で支払うことに。

らむね風呂は,フロントから左の通路を進み,別棟となっているらむね風呂棟へ。今回,建てられたもので,木の感じがまだまだ新しいです。ただ,別棟に行くまでの靴が,トイレ掃除に使うようなスリッパ(笑)。ちょっと不思議でした。

貸切風呂と,男女別の内湯となります。貸切風呂は2~3人が入れそうな湯船で,そこそこの広さがあります。土日などで人が多く,お湯のコンディションが悪そうなときは別料金(1500円)を支払うのも悪くなさそうです。

男女別のお風呂の脱衣スペースは実に質素な感じ。衝立が立っていて,その影に脱衣かごがおかれているのみ。でも,湯上り時に飲める水が置かれているのは嬉しいですね。

浴室はまさに出来たばかりで,壁に使われている木も白い状態。平日の雨降りの中の訪問ということもあってか,最初は貸切でした。

2m×5mくらいの湯船ですが,遠目には無色透明。近くで見てみると,細かくて白い湯の花が舞っています。らむね風呂なので,泡なのかなと思いましたが,湯の花です。

お湯はぬるめで,注ぎ口でも37度くらいでしょうか。肌にはすぐに細かい泡がびっしりとつきます。硫黄の香りがしながらの泡のお風呂は初めてかもしれません。

口に含んでみると,結構すっぱい。すっぱい泡付きも初めてでしょう。ぎしぎしとした肌さわりですが,その上に細かい泡がついているので,さらさらっとした感じがします。とても繊細な泡でした。

注がれている量に対して湯船が少し大きいような気はしますが,とてもフレッシュな状態のお湯を,しかもほとんどの時間を貸切で入れて満足です。

ご主人(と思われる人の)話によれば,らむね風呂は湯の花の量が多く,一日湯船の底を洗えなかったりすると,びっしり湯の花が積もるとのこと。また,同じ泉質でも大浴場側の露天風呂はお湯の温度が高いため,泡付が無いんだとも言っていました。


(新しくできた「らむね湯」の建物
 天気が悪く,くすんで見えていますが,実際はそんなことありません)


(左が女湯,右が男湯。手前右に貸切風呂があります)


(らむね湯の貸切風呂)


(2人くらいは入れそうな大きさ
 このくらいが「らむね湯」にはベストかも)


(男湯の天井で広々としています)


(壁の木目も出来たて)


(ぬるめのお湯が注がれています)


(泡が肌につきますが,細かい湯の花も舞っています)


(脱衣所はシンプル
 衝立とカゴがあるのみ)


(美味しい水も準備されています)


(「らむね湯」棟へ行く時のスリッパ。ちょっと不思議な感じ(笑))


(廊下の様子)



【宿の情報】
ぬくだまりの里 八甲田温泉 (旧:遊仙)
青森市大字駒込字深沢776-2
 
露天風呂付き大浴場(男女別)[①②],らむね湯[③]
①カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉,
②酸性・含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉, 
③酸性・含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
    [源泉名/①大浴場,②露天風呂,③らむねの湯]

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