2019年1月7日月曜日

十和田市「せせらぎ温泉」

2012年の日帰り訪問です。

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お湯はナトリウム塩化物泉で、色は黄土色と緑がかった色の中間のような、かなり濁りのある湯なので、足元が見えないくらい。鉱石・トルマリンをくぐらせた鉱石風呂などの人工的な無色透明湯の浴槽も並んでいます。

以前は濃かったといわれている源泉がどんどん薄くなってきたため,新しい源泉を平成23年12月から使用していると聞いていました。しかし、新しい源泉は前の源泉よりも成分が濃いということで,期待して訪れました。

入り口周りには,たくさんのソファーや小さいですが畳の小上がりスペースもあります。キチンと清掃もしているようで,好印象です。

浴室は天井も高く,奥行きもあり,広々としています。男湯は入って左側にカランがあり,右側の窓際に湯船がいくつも並んでいます。

奥から「高温」「中温」「低温」「鉱石湯?」「トルマリン湯」と5つに区切られています。 「高温」は44度~45度になるように設定されているということで,ブナの木のオブジェからお湯が注がれています。足を入れた瞬間には,一瞬ひるむくらいの熱いお湯でした。

薄い黄緑色のお湯で,若干の濁りはありますが,ほどほどの透明感はあります。口に含んでみた時のしょっぱさは,想像していたほどではありません。高食塩泉らしい,ギシギシとした肌さわりでも無かったです。

この「高湯」から溢れたお湯と,少しぬるめに設定されたお湯が注がれて「中湯」になります。ジャグジー状にもなるようですが,動いてはいませんでした。

「低温」は少しぬるめのお湯が注がれているのみで,「中温」と同じくらいの湯温に感じました。

露天風呂はひょうたん風呂と歩行用の湯船。露天風呂は写真を見てもらうと判ると思いますが,真っ直ぐと立つようなひょうたんではなく,クネクネっとしたひょうたんです。大きな傘があるので,暑い夏でも大丈夫。

キチンと掛け流しなのですが,注がれている温泉の量と,ひょうたんのクネクネっとした形のため,お湯がキレイに流れない部分が出てきます。

ジャグジーが2箇所あるので,その近くだと比較的新鮮に感じました。どうしても外なので,虫とか葉っぱが浮いているので,気になる人は気になると思います。

歩行風呂は,無色透明のぬるめのお湯が掛け流しです。とてもぬるいので,本当に歩くためで,浸かる感じではないと思います。

実は,トルマリン風呂やカランは試さなかったのですが,以前の源泉を使っているのか,なかなかいい感じだったようです。特にカランはぬるぬるっとしていたようで,いつまでも浴びていたかったとのこと。ちょっと後悔。

(せせらぎ温泉の外観)


(内湯の「高温」(奥)と「中温」(手前))


(手すりもキチンとしているので,多少湯あたりしても大丈夫(?))


(高温の湯船の色が一番濃かったです)


(サウナ脇の水風呂浴槽)


(「低湯」の浴槽。木を使用した湯口がここの特徴)


(その他,トルマリンを使用した湯船もあります)


(カランの数は十分
 座りやすいタイプのイスも準備されていました)


(源泉が平成23年12月から新しくなっています)


(露天風呂
 右側は歩行湯,左側は通常の露天風呂)


(歩行湯はぬるめですが,しっかり掛け流されています)


(くにゃっとした「ひょうたん型」の湯船
 屋根もあるので雨や雪も安心)


(ジャグジーもあります)



【宿の情報】
せせらぎ温泉
十和田市大字相坂字下前川原188-1
 
サウナ・高湯~低湯・露天風呂
ナトリウム塩化物泉 [源泉名/前川原2号源泉]

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