2019年3月20日水曜日

北上市「夏油温泉 元湯夏油」1(大湯など編)

2013年10月,日帰り入浴。お勧めです。

ーーーーーーーーーーーーーー
岩手で外すことができない温泉の一つ,夏油温泉。懸案の場所でしたが,やっと訪れることができました。

夏油高原スキー場までは2車線の整備された道路でしたが,そこから先は1車線のクネクネ道。対向車とすれ違うのが大変な道ではないものの,初めての道は距離以上に長く感じました。

宿に到着し,建物の中で受付。あちこちにお風呂があり,女性専用の時間帯もあったりするので,簡単な説明と場所などが書かれた紙をもらいます。

基本は男女別の内湯が2つ,女性専用になる時間帯もある混浴露天風呂が4つ,女性専用のお風呂が1つ,の計7種類のお風呂があります。

ちょうど入れ替わりの時間になりそうだったので,最初は受付した建物に併設されている男女別の内湯「白猿の湯」へ。

川沿いにある露天風呂とは異なり,山間にありそうな普通のお風呂。湯船のお湯は適温で,上の方が少し熱め,下は少しぬるめとなっており,置いてある かきまぜ棒を使うようになります。

窓からは外の草っぱらが見えるものの景色が普通。ただ,ゆったりとはできるお風呂です。後から汗が出てきて止まらないのは,まさに温泉パワーなのでしょう。

(白猿の湯(男湯)
 露天風呂が有名な夏油ですが,内湯も十分)


(岩組みされた間から源泉が注がれています)

 

次は,風情のある建物の間を進んだところにある「疝気の湯」。脱衣スペースは,男女一緒の棚があるだけなので,ハードルは高いでしょう。

半円形の湯船には,少し濁ったお湯がはられています。お湯は底から湧き出しており,気泡が湯面に上がってくるのが見えます。

雨水により加水されているせいか,ちょっとぬるめの温度。苔のような青っぽい匂い。キュッキュとした肌さわりのお湯でした。

(風情のある建物の間を歩いて奥の「大湯」「疝気の湯」へ)


(混浴の「疝気の湯」
 右側に見えるのが簡単な脱衣所)


(川のすぐ傍。自噴している湯船です)


(少し濁ったお湯。雨が注ぎ込んでいたせいか,若干ぬるめ)

 

すぐ隣にある「大湯」。こちらは男女別の脱衣所があります。こっちも渓流沿いにあり,川の流れを見ながら入るようになります。

細長い湯船に透明なお湯。キリリと熱めのお湯で,湯の花も見当たりません。足を入れるのがやっとで,お湯に浸かったところはすぐに肌が真っ赤になります。我慢して全身を一瞬沈めました。

キュッキュ,ツルツルとした肌さわりのお湯。夏だともっと熱いのでしょうか。だとすると大変ですが(笑)。 そして「女の湯」と「真湯」へ,,,

(大湯の湯小屋)


(無色透明のお湯)


(キリッと熱さ。頑張って,身体を沈めましたが,,,)


(脱衣スペースは男女別。
 ただ,お湯が透明なので,混浴難易度は高め)


(大湯のすぐそばを川が流れています)


(湯上りは,この階段を上っていきます。右手の建物が「滝の湯」)

 

【宿の情報】
夏油温泉 元湯夏油
岩手県北上市和賀町岩崎新田1-22 

男女別内風呂「白猿の湯」「小天狗の湯」,混浴露天風呂「大湯」「疝気の湯」「真湯」「女(目)の湯」,女性専用「滝の湯」

ナトリウム・カルシウム塩化物泉,カルシウム・ナトリウム硫酸塩・塩化物泉 [源泉名/湯船の名前と同じ。真湯・疝気の湯 など]

0 件のコメント:

コメントを投稿