2019年3月6日水曜日

花巻市「大沢温泉 山水閣」1(04年山水閣お風呂編)

2004年4月,宿泊。凄く良かったです。

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今回は,Yahooトラベル(実質はJTB)経由の予約となりました。チェックインは14時から,チェックアウトは11時までとゆったりすることができます。また,ロビーで飲むことのできるコーヒーチケットもいただきました。

到着すると,すぐ宿の人が出てきて対応してくれました。いろいろな場面で感じたことなのですが,この宿の従業員の態度が素晴らしいです。

山水閣は山水閣としてのサービスを,自炊部なら自炊部らしいサービスというものがキチンと提供されていました。

菊水館の方は判りませんが,山水閣は,その値段相応,いやそれ以上の満足感が得られる対応だったと思います。

さて,部屋は10畳+踏込みが3畳程度で,窓からは豊沢川が見下ろせます。バス・トイレも部屋についているのですが,驚いたのは部屋についていたお風呂。小さいものの檜(?)風呂で,かつ窓際にあるため,お風呂に入りながら川を眺めることができるんです。

実際には入りませんでしたが,窓も無いような部屋のお風呂が多い中で,このようなタイプのお風呂があったことには驚きました。

部屋で一息いれると,館内の散策にでかけました。

後で入った時のお風呂の感想を含め,それぞれのお風呂の紹介をしてみたいと思います。

山水閣に宿泊している人しか入れないという「山水の湯」は,まさに大型ホテルの大浴場的な内湯と露天風呂。塩素臭を消すためなのか,女湯の方には(何だったかは忘れましたが)良い香りを漂わせていました。

ただ,循環の割合を低くしているのか,元々塩素臭はあまり感じられませんでした。女湯の方が川沿いに位置しており,露天風呂・内湯共に男性用よりも見晴らしが良いと思います。

(山水閣の入り口にある,相田みつお著の「ゆ」の文字)


(山水閣「山水の湯」(女湯) 加水・半循環かな(?)
 左側に豊沢川があります)


(きれいな大浴場は良い匂いがしました
 お風呂場に匂いを流しているのはここが初めてでした)


(上がり湯も準備されています)


(山水閣「山水の湯」(女湯)の露天風呂)


(山水閣「山水の湯」(男湯)。窓は一面のみ)


(山水閣「山水の湯」(男湯)の露天風呂)


家族用貸切風呂は3タイプありました。

「い」「ろ」「は」と暖簾が掛けられているのですが,「い」は湯船が岩で組まれたタイプ,「ろ」は湯船の枠が木で組まれたタイプ,「は」はバリアフリー・タイプでした。

いずれのお風呂も,2人入れるくらいの小さいものでしたが,その分,お湯の新鮮さを期待させるものでした。

後で,「ろ」の貸切風呂に入りました。水で薄められることも無く源泉が貯められているので,熱いお湯も比較的平気な私でも水でうめてしまいました。

「い」も「は」も空いていたので,あまり貸切風呂を使う人がいないのかもしれません。 とても新鮮なお湯で,大沢温泉では「大沢の湯」と「貸切風呂」の2つが特にお気に入りです。

この一帯のお湯らしい無色透明で,PH9.2というアルカリの特徴であるヌルヌル感も感じられます。肌の上にも,玉のようにお湯がつくような気がします。

また,お湯は足元にある小さな穴から出てきています。純粋な足元湧出なのかどうかは判りませんが,少し嬉しいです。

(山水閣「貸切家族風呂」入り口 左から「い」「ろ」「は」です
 全て,源泉掛け流し)


(「い」の湯
 湯船の枠は岩で組まれています)


(「ろ」の湯
 湯船の枠は木で組まれています)


(「は」の湯
 バリアフリーで入り口に段差がありません)



【宿の情報】
大沢温泉 山水閣
岩手県花巻市湯口字大沢181

大浴場「山水の湯」(内湯,露天風呂),半露天風呂「豊沢の湯」,貸切家族風呂(3室) 木造風呂「南部の湯」,大露天風呂「大沢の湯」,大浴場「薬師の湯」

アルカリ性単純泉 51.3度 PH9.2 [源泉名/大沢の湯]

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