2019年3月12日火曜日

花巻市「新鉛温泉 愛隣館」1(川の湯編)

2008年5月,宿泊。お勧めです。

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豊沢川沿いには幾つか温泉がありますが,その一番奥。規模の大きいホテルですが,クチコミなどの評判はいい宿のようでした。今回はGW明けに全館休業した後だったので,全てのお風呂がお湯を張り替えた後,という嬉しいシチュエーションでした。

宿には少し早めについてしまったのですが,部屋の状況を確認し,部屋に通してくださいました。花かんむりの14畳の部屋で,広さ・眺望ともに十分です。

あまり人のいないうちに,と早速お風呂へ行ってみました。

お風呂は,「川の湯」「南部の湯」「森の湯」の3種類あり,それぞれが時間帯によって男女入れ替わりとなります。

夕方の時点では,「川の湯」「南部の湯」が男湯で,「森の湯」が女湯。夜になると「川の湯」が女湯でした。(スケジュールが異なる日もあるみたいなので,宿に確認した方が間違いないと思います)

「川の湯」は,豊沢川を望みながら,ゆっくり入れるような造りになっています。

半露天風呂の内湯は,循環されているものの,窓が開け放たれていると塩素臭もこもらず,気にはなりません。何より,川から入ってくる風が気持ち良いです。(夜間および朝は,窓が閉まっている状態でした)

内湯を出たところに,半身浴ができる,ちょっと深めの浴槽があります。

また,階段を下りていったところには,信楽焼きの陶器風呂が2つと岩露天風呂があります。陶器風呂は源泉掛け流し,それ以外の2つは加温・加水などで温度を調節したお湯の掛け流し。

陶器風呂に注がれているお湯の量は多くないのですが,源泉温度が50度ないため,ほぼそのままの状態で入ることができました。(お湯が熱いときのために,水がめもあるので,温度調整は可能です)

また,前に入った人もいないため,湯船にたまったお湯はたっぷたっぷ。湯船に体を沈めると,ざばざばーとお湯が溢れるのが気持ち良いです。

お湯は,灰色がかった濁りのあるお湯で,特に湯の花は見られませんでした。アルカリのお湯なので,肌さわりはキュッキュッとして良い感じです。

温度もちょうどだったので,ゆったりと川縁を見ながらはいるお風呂は最高です。

(川の湯 “オープンドアの内湯”
 開放感があります)


(“内湯”の別アングル。洗い場も整然としています)


(水深90cmの“腰掛湯”)


(露天風呂に下りていくところ。豊沢川が見渡せます)


(“信楽焼きの陶器風呂”が2つ)


(とても良いお湯で眺めも最高。キュッキュとするお湯でした)


(熱いときは,このお湯で調整です)


(“岩露天風呂”も気持ちいいです)


(灰色がかった笹濁りのお湯です)


(豊沢川を渡る橋が見えます)


(新しい洗面台)


(脱衣スペースも快適)


(部屋から見下ろした景色)


(部屋の奥から窓の外を見て)


(フルーツ盛合せ。瑞々しい果物が美味しかったです)



【宿の情報】
新鉛温泉 愛隣館
岩手県花巻市鉛字西鉛23番地

南部の湯(「熱湯」「ぬる湯」「古代檜風呂」「立湯露天風呂」),森の湯(「内湯」「シルクバス」「陶器風呂」「立湯露天風呂」), 貸切風呂「ちゃっぷん」,川の湯(「内湯」「腰掛湯」「陶器風呂」「岩露天風呂」)

①ナトリウム・カルシウム一硫酸塩泉(低張性弱アルカリ性高温泉) 南部の湯,森の湯,貸切風呂 
②ナトリウム一硫酸塩泉・炭酸水素塩泉(低張性弱アルカリ性高温泉) 川の湯 
 [源泉名/①新鉛温泉(第三黄金の湯),②新鉛温泉(第一黄金の湯)]

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