2004年9月,日帰り入浴。
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日本三大美人の湯の一つとしてあげられている湯瀬温泉。(ちなみに,三大美人の湯は川中温泉[群馬]・龍神温泉[和歌山]と,ここ湯瀬温泉を言ってます。湯瀬温泉の代わりに,湯ノ川温泉[島根]を言うこともあるようです)
比較的大きなホテルが立ち並ぶ温泉ですが,今回は,湯元であるという鶴の湯ホテルを選んでみました。通常,共同浴場のお湯が間違いないのかもしれませんが,ここの共同浴場はスーパー銭湯ちっくであるという話を聞いていたので。
ホテルの名前の“鶴の湯”ですが,鶴が傷を癒したことがあるという由来があるようです。
午後2時過ぎということで,フロントにも人はなく,声を掛けてみると女将さんらしき人がでてきました。まだ,お風呂を溜めている最中らしく,様子を見に行ってくれました。
男性用の内湯はまだたまっていないし,女性用の内湯も半分くらいらしく,露天風呂だと大丈夫だけど,それで良いですか,とのこと。
それでも良しとして,入れてもらうことにしました。入れないのは判っていましたが,内湯の様子を見たくて,まずは男性用の内湯へ。
噂どおり,浴室の真ん中には鶴の姿がありました(くちばしは折れてしまったようで,補強されていましたが)。浴槽の中を見てみると,あきらかに循環なんかできなさそうな造り。この鶴を見ながら入るお風呂も格別だったかもしれません。
女性用の内湯は,男性用の内湯よりも1階下にあります。こちらは長方形の普通の浴室。鶴もいません。ちょっと味気ないかな。
(男性用内風呂(お湯が溜まっている途中)
名物の鶴が中央にいます丸い湯船が風情ありますね)
(女性用の内風呂
長方形の湯船で,男性用に比べるとインパクトが弱いです)
(無色透明のお湯。これが美人の湯です)
露天風呂は,内湯とは離れていて,一度建物を出るようになります。湯船の脇に男女それぞれの脱衣所があります。湯船は男性用の方が大きかったです。
お湯は,この旅で明らかに一番熱い温度。堪らず水を一生懸命出しましたが,一向にぬるくなる気配もありません。注がれるお湯の量は,そんなに多かったわけではないんですけれど。
やっとのことで,我慢できる温度にまで下がってから,チャポン。う~ん,熱い。無色透明なお湯で,特に香りもなく,きっと適温なら肌に良いであろう温泉なんでしょうが,残念ながらこの熱さではそこまで感じることはできませんでした。
途中で脱衣所にハチの巣があることに気がついてしまい,落ち着いて入ることもできず。しょうがなく,露天風呂を上がりました。
内湯の方で,お湯を口に含んでみましたが,ちょっと味のする硬水といった感じでした。お湯は,アルカリ性の優しい肌さわりのする感じで適温でしたので,こちらでゆったりと入ってみたかったです。男湯の鶴を見ながら,,,
(露天風呂の男湯側
ずっと昔は,女湯との区切りがなく,一つの湯船だったみたいです)
(露天風呂 女湯側)
(激熱たったので,水で一生懸命,薄めました)
【宿の情報】
湯瀬温泉 鶴の湯ホテル
秋田県鹿角市八幡平湯瀬
男女別内湯,男女別露天風呂
単純温泉 62度 PH9.0 [源泉名/-]
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