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花巻の温泉といえば，台温泉を含めた花巻温泉郷エリア・大沢温泉をはじめとした南花巻温泉郷が思い出されますが，この石鳥谷近辺にも温泉が何件か集まっています。
その中で，今回は花巻 健考館を選びました。 最後の１００ｍくらいが砂利道で一瞬道に迷いましたが，「ぎんがの湯」の裏手にありました。健康増健施設「はなまき」に併設されています。
日帰り入浴を申し出ると，浴室入り口まで案内してくれました。 入ってすぐ右手に歩行浴，奥に一般浴と低温浴，さらに右奥に寝湯があります。
お湯は「亜炭層を通過することによって、かすかな琥珀色」しているとのことですが，この日は琥珀色というよりも，黄色みがかった透明な色をしていました。
なによりも特徴的なのが，そのヌルヌルとしたお湯ざわり。確かにＰＨは８．８と高めですが，肌の周りに一つ，別な膜ができるような感じはなかなかありません。
久しぶりに，こってりとしたヌルヌル感でした。
露天風呂はありませんが，一般浴・低温浴の浴槽側の窓は大きくとられており開放感があります。外に見える緑も癒しの効果抜群です。
更に，寝湯の浴槽の枠は枕も含めて木で作られており，温度が少しぬるめなこともあって，まったりとすることができます。 意外と穴場の温泉でした。
（華美な感じはしませんが，キレイな建物でした）
（左側が一般浴，右側が低温浴の浴槽
窓からは緑が見え，癒されます）
（一般浴の浴槽。４１度から４２度で管理されているそうです）
（低温浴の浴槽。３８度から４０度くらいで管理されています）
（源泉を注ぐ量で温度の違いを出しているようです）
（この２つの浴槽は，建物から少し迫り出しているので，開放感があります）
（寝湯は低温浴と同じ程度の温度）
（湯船の底が斜めになっており，くつろぐことができるようになっています）
（歩行浴まであります湯船の底には玉石が敷かれており，歩く時の刺激も良いようです）
【宿の情報】
石鳥谷エリア 健康道場 健考館
花巻市石鳥谷町松林寺３－８１－１３
男女別内湯
アルカリ性単純温泉（低張性アルカリ性高温泉）
［源泉名：ひまわり温泉（来窪温泉１号井）］
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