2019年3月13日水曜日
花巻市「新鉛温泉 愛隣館」2(南部・森の湯編)
「南部の湯」は,内湯が3つくらいの浴槽に分かれており,それぞれ,ちょっとづつ温度差をつけていました。お湯は循環しており,衛生上,塩素が混入されていました。
その他,立ち湯と露天風呂,桧風呂などがあり,立ち湯と桧風呂は掛け流し。ただ,どの風呂にしても,宿の前の庭園から目隠しをしなければならないため,眺望はいまいち。
設備的にも他の2つのお風呂よりも古いものとなっています。
(南部の湯の“内湯”)
(浴槽により温度が異なります)
(少しレトロな洗い場の雰囲気)
(半露天の“岩露天風呂”)
(岩露天風呂の奥にある“古代檜風呂”)
(“立湯露天風呂”)
(“立湯露天風呂”から見る景色)
「森の湯」は,内湯とシルク風呂,信楽焼きの陶器風呂と立ち湯があります。内湯とシルク風呂は循環しているようですが,塩素臭は気になりませんでした。
シルク風呂は,細かい泡を作り出しており,面白いお風呂です。
ところで,「南部の湯」と「森の湯」は,「川の湯」とは別源泉になります。こちらの源泉は無色透明で,湯の花は見られません。また,源泉の温度が80度くらいと高くなっています。
そのため,陶器風呂に注がれているお湯の量は,「川の湯」と同じくらいなのですが,当然,湯船のお湯の温度は高くなります。
何もしていない状態だと,47度くらいになっているため,しっかり水で温度を下げる必要があるのですが,ちょっとやそっとでは温度が下がらないので,注意が必要です。
(森の湯の“内湯”
源泉が川の湯とは異なります)
(“シルクバス 美肌の湯”
ミクロの泡を発生させています)
(源泉100%掛け流しの“信楽焼陶器風呂”
少し熱めなので,水を入れて調整)
(無色透明のキリッとするお湯)
(“立湯露天風呂 「満天の湯・月」”
男性入浴時間 水深 1m30cm ,女性入浴時間 水深 1m)
(立ち湯は近くの温泉にもありますが,,,)
お風呂をあがったところにある「和食処 金の砂」では,午後4時~6時半まで,生ビール1杯200円というサービスをやっています。これは利用しなきゃ損です。私も2杯,いただきました。
夕食は,かまどダイニング。評判の良いビーフシチュー,八宝菜,そーめん,あら煮,おでんの5種類がありました。
普通の旅館の夕食と同じように,何品かテーブルの上に出ており,かまどから好きなものをもってくるタイプ。さらに天ぷらなどは,すぐそこで揚げたものを熱々の状態で持ってきてくれます。
ただ,そーめんはダイニングとして出すようなものでもないのかなぁ,と。おでんも今の時期だと(笑)。味付けも濃くないのは嬉しいです。
朝食は同じ場所で。いろんなものが一通り揃っていますし,やはり味付けも良い感じ。どちらかというと,夕食よりも良い印象を持ちました。
平日ということもあり,宿泊している人に対応できるスタッフの数に余裕があったせいかもしれませんが,フロントにお願いごとをした時の対応などをとっても不満に思うようなところはありませんでした。
休日前の場合だと,朝食時などバタバタするかもしれませんが,スタッフのホスピタリティは高いので,なんとかこなしているのかもしれません。幼児連れのグループが多かったというのも,館内の雰囲気を含め,過ごしやすいからなのでしょうか。
この規模の宿にしては,きちんと源泉で楽しめるお風呂があること(特に「川の湯」は気にいりました),決して高い値段帯ではないのに,気持ちよく過ごせる空間づくりがされていることなど,など,意外にというと失礼ですが,満足した宿でした。
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