2019年4月10日水曜日

仙北市「水沢温泉郷 露天風呂水沢温泉」

2004年11月,日帰り入浴。

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水沢温泉露天風呂というストレートなネーミング。本当は明日の午前中に寄ろうと思っていたのですが,田沢湖に沈む夕陽が美しかったので,ついつい行ってしまいました。

駐車場に車はたくさん停まっていたのですが,お風呂はゆったりとしているので,混んでいる感じはしませんでした。

入り口を入ると自動券売機があって,そこで入浴券を買うようになります。そのあたりにくると,もう硫黄の香りがプンプン漂ってくるのが判ります。

毎分800リットルの自然湧出というのも,期待させます。 内湯は広く,湯船は2つ。浴室内は湯気でこもって,かつ硫黄の香りが嬉しいです。

まずは露天風呂へ向かいます。 露天風呂も湯船が2つ。入って右側の方の塀は低くなっていて,見通しは良くなっています。良すぎて目の前の車道からも見えてしまうくらいです(笑)。

肝心の夕陽は,空が赤く染まっているのは判りましたが,田沢湖の向こうには雲がかかってしまっていたので,期待していた田沢湖に沈む夕陽という状態にはなりませんでしたが。

湯船は1mくらいの深さがあるので,全身たっぷりお湯に浸かることができます。お湯はイメージするとおりの少し青みがかった乳白色。

硫黄泉なのに意外と柔らかい肌さわりがしたのは,お湯に炭酸を含んでいるせいだったのでしょうか。

コップがあったので飲んでみると,これまた以外に飲みやすい味。山形蔵王のように歯がギシギシする感じもありませんでした。

2つの湯船はお湯の温度が微妙に違うように調整されていたようです。

片方は少しぬるめ,もう片方は熱めのお湯。熱いお湯に入って温まる,その後湯船に腰掛けて風に身を任せてから,もう一度入る。そんな入り方ができるお風呂でした。

素泊まりですが宿泊もできるみたいです。こんなところで何もせずにお湯に浸かって過ごすっていうのも幸せでしょうね。

(露天風呂には湯船が2つあります。手前の湯船がぬるめでした)


(露天風呂から田沢湖を望んで
 もう少し早い時間であれば,もっとキレイだったのでしょうけど)


(ぬるめの露天風呂には屋根もあります
 硫黄の温泉のわりにPHが酸性に傾いていない分,比較的柔らかな感じがします)


(内湯のひとつ。露天風呂が気持ちよくて内湯には入りませんでした)


(想像する硫黄泉の色と香り)


(天然温泉マークがありました)



水沢温泉の概要  (パンフレットより)
● 泉質 PH6.2で硫化水素臭があり,その含有成分は主として,陽イオンとしてカルシウム,マグネシウム,カリウム,ナトリウム,陰イオンとして硫酸,ヒドロ炭酸,塩素を含有する硫化水素型の温泉
● 特徴 ナトリウム含有量が少なく,硫酸の含有量が多い。カルシウム,マグネシウム,カリウムなどを適量含有。血管拡張,血圧効果,循環改善,代謝機能改善作用など。
 

【宿の情報】
水沢温泉郷 露天風呂水沢温泉
秋田県仙北市田沢湖生保内字下高野73-15

(男女別)大浴場・露天風呂 各々2
含硫黄・カルシウム・マグネシウム・ナトリウム―硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)
  [源泉名/水沢源泉(1・2・3・4)]

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