2019年4月13日土曜日

仙北市「乳頭温泉郷  鶴の湯温泉」1(02年訪問編)

2001年9月,日帰り入浴。お勧めです。

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乳頭温泉温泉郷と呼ばれる温泉の中で,一番有名なお湯といえば,ここ,鶴の湯温泉。

他のお湯とはちょっと離れたところにあるので,歩いて温泉巡りするのは,ちょっと大変でしょうね。車で行くことになるのでしょうが,以前に比べると道は良くなりました。

大きな駐車場で車を降りると,雰囲気のある建物が私たちを迎えてくれます。いよいよ,秘湯 鶴の湯です。

さて,温泉へは小さな川を渡っていくようになります。ここは幾つもの源泉があるので,みんなお風呂のはしごをしています。

まずは,ということで,私は黒湯と白湯から。黒湯のほうは,その日の天気によって変わるそうです。普段は青みがかった白色で,天気が悪いと黒みがかり,天気が良いとより白くなります。

湯船は小さく,2~3人が入ると一杯になります。でも,風情は十分です。脇にある窓から差し込む光が湯船に半分くらいかかって,とてもきれいです。

この日は,天気が良かったので,お湯はちょっと白みがかった感じだったでしょうか。

次は白湯。てっきり黒湯と同じ源泉で,単に違う湯船なだけだと思っていたのですが(笑),それは黒湯のほうも白く濁っていたせいでしょう。

こちらもとても濃厚な酸性泉で,効能豊かな感じがします。湯船は黒湯に比べて少し広めなので,より多くの人が入れます。

そしていよいよメインの混浴露天風呂。ここはよくメディアにも取り上げられるお風呂です。一応混浴なんですが,まったくもって周りから丸見えなので,勇気のある女性でも非常に厳しいのではないでしょうか。

しかも困ったことに,中の湯に行くためにはこの前を通らなければならないのですが,すぐ脇には男性達がべろおぉんとお風呂を楽しんでいますから,ちょっとプレッシャーもあるでしょうね。

混浴露天風呂にも脱衣所はありますが,中の湯に併設されているところも使えます。

小さめな中の湯を右手に見ながら外に出ると,まず滝湯があります。そして左手に露天風呂が。白濁したお湯がとてもいい感じです。

脇からお湯が注ぐのではなく,底から自噴しています。お湯の表面を見ているの,噴出しているのが分かります。

そして当然そんなところは,ちょっと熱めですから気をつけて。 周りは緑に囲まれて,自然を満喫することができます。

1992年ブルーガイド温泉100選 「露天風呂の部」第1位,「名物料理の部」第2位の実力をぜひ,一度,味わってください。

(この小川の向こう側にお風呂があります)


(「黒湯」です。陽の入り具合が絶妙です)


(「白湯」です。周りの木が良い感じになっています)


(混浴露天風呂です。通路からこんな感じで見えます)


(「黒湯」と「白湯」の建物です)



【宿の情報】
乳頭温泉郷  鶴の湯温泉 
秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林50

混浴露天風呂,女性専用露天風呂 2つ,内湯 6つ
炭酸水素ナトリウム泉

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