2019年4月9日火曜日

大仙市「角間川温泉 角水」《廃業》

2004年11月,日帰り訪問。お勧めです。廃業しました(2009年以前?)。

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大曲市にある温泉。ちょっとパンチがありそうなお湯だという噂を聞きつけたのでやってきました。

くたびれ感の出つつある建物でしたが,近所の方々は部屋を取りながら利用しているようで,結構,駐車場に車は停まっていました。入浴料は300円とのことで安くて嬉しいですね。

お風呂は男女ほぼ左右対称で,普通の湯船とジャグジー状の小さい湯船の2つ。それに打たせ湯と脱衣所部分にサウナもありました。

浴室自体も決して新しくはないのですが,そんなことは湯船のお湯にかき消されてしまいます。

ほんの少し濁ったお湯は,食塩泉,かつ濃い目であることを予感させます。口に含んでみると予想以上の塩気。ぬるめのお湯なのですが,浸かっていると体にまとわり付いてくるようなお湯のパワーを感じられます。

ジャグジー状の方がぬるめでした。でも掛け流しされるお湯の量はこちらの方が多め。湯船が小さいからなんでしょうか。とはいえ,温泉を味わうなら普通の湯船の方でしょうね。

あまり熱くないお湯なのでゆったりと入れそうですが,これは危険だ,と理性が教えてくれます。ここで宿泊するならともかく,車を運転をしなければいけませんから。

でも,この濃いお湯に浸かっていたいという欲望も,,, がんばってお風呂を上がってみると,すっかり塩もみされた野菜のように水分(やエネルギー)を吸い取られたような感じが。

よくよく温泉の成分表を見てみると蒸発残留物が8000mg以上。これは濃いよなぁ。

驚きなのはパンフレットに書かれてある温泉の泉質が「単純温泉」となっていること。最初はこんなに具が無かったのに徐々に濃くなってきたのか,それともこの辺りの人にとってはこのくらいの塩分はどうってことがないのか? 考える力も残らないほど,クタクタになって帰りました。

(角水の外観です。少し古くなってきてはいますが)


(ふつうの湯船の方です。少し青みがかった濁りです)


(ジャグジー状の湯船の方)


(真ん中にある黒い入り口の先に雰囲気のある(笑)打たせ湯があります)


(2つの湯船の真ん中に,溢れたお湯が流れる構造になっています)


(ぬるめのお湯なのですが, パンチのあるお湯です
 蒸発残留物 8767mgは効きます)



【宿の情報】
角間川温泉 角水
秋田県大仙市角間川町四上88

男女別内湯(普通の湯船,ジャグジー湯船,打たせ湯)
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 (等張性中性温泉) 39度 [源泉名/角間川源泉]

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