2019年4月23日火曜日

仙北市「乳頭温泉郷  孫六温泉」

2003年6月,日帰り入浴です。

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ここ孫六温泉に行くには,大釜温泉ルートと黒湯温泉ルートがあります。

歩いていくのであれば,20分ほど歩くという大釜温泉ルートで行くのですが,車で来ているので,あまり歩かなくてもいい黒湯温泉ルートで行くことにします。

黒湯温泉の駐車場から,孫六温泉までは歩いて大体3~4分。途中の橋から,孫六温泉の建物が見えます。なかなか建物も年季が入っている感じがします。

受付でスタンプを押してもらった後,お風呂に行きます。川沿いに,これまた年季の入った建物が2つ。


よくお風呂の構造が判らなかったのですが,宿側の建物に男女別の内湯。川沿いの建物には,混浴の石の湯と露天風呂が大小2つ,さらに打たせ湯と女性用の露天風呂となります。

まずは,川沿いの建物の方へ行ってみます。話に聞いていたとおり,混浴の脱衣所を通って,女性用の露天風呂の脱衣所へ向かう造りになってます。これじゃ,女性は大変ですね。

女性用の露天風呂は,先達川からすぐ近く,渡ってきた橋が見えます(逆に見られもします)。

お湯は単純硫黄泉ですが,熱めなので,ゆったり入ることはできません。

混浴露天風呂は,石の湯から出たところに小さい方が,川沿い側に大きい方があります。どちらも薄緑がかった透明なお湯です。

温めでゆったり入れそうな温度で,若干の硫黄臭がします。気持ちよく長湯もできるので,ついつい途中で川のほうを覗きに行くと,橋にいる人から覗かれます。

打たせ湯は,大きい露天風呂から川沿いに少し下がったところにあります。小屋のなかには湯が2本出ています。泉質は混浴露天風呂と同じだったと思います。

ちなみに,女性用露天風呂と同様に,シンボルがあります。

石の湯は後回しにして,男女別の内湯へ向かいます。すぐ隣の建物だし,人もいないので,タオルだけで行っちゃいました。

男女の内湯は壁の下のところで繋がっています。男性用からのみ,お湯が出てきているのですが,簡易濾過器がついています。こんな濾過器(?)は初めて見ました。

お湯は,少し灰色に濁った感じで,ちょうどいい温度です。ラジウム泉とのことで,とても体が温まるようです。特に匂いはしなかったような気がします。

さて,仕上げに石の湯へ。こちらは,女性用露天風呂と同じお湯かと思うのですが,やはり熱くて入ってられません。ここ一つでもだいぶ入ったので,そろそろ退散することにしました。

全体的に,あまり商売っ気がなさそうというか,もう少し,小ぎれいにしていても良いかなという感じがしました。

でも,歩いてここまでやってくる猛者達ですから,気にはしないのかもしれませんね。

(黒湯温泉側から歩いてくると,このように孫六温泉の全体が見えます)


(女性専用の露天風呂です。すぐ脇を先達川が流れています)


(「石の湯」です。独特の鄙びた感じがします)


(混浴露天風呂の大きい方です。お湯の色が若干緑がかっています)


(混浴露天風呂の小さい方。奥に簡易脱衣所があります)


(打たせ湯です。目の前は先達川です)


(「唐子の湯」女湯側です。お湯は男湯側からやってきます)


(「唐子の湯」男湯側です。壁の下で女湯の湯船と繋がってます)


(簡易型「湯の花取り器(?)」です)


(大釜温泉へ向かう道です)



【宿の情報】
乳頭温泉郷  孫六温泉 
秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林50

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単純硫化水素泉

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